【経営理念】ずっとそばに。仲間とともに。
【行動指針】うれしい、楽しい、ありがとう。今あることに日々感謝。
【働き方指針】暮らしの中に仕事を。
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月末金曜日(プレミアムフライデー)のみ営業する「バイ・シズオカ&バイ・ふじのくに」コンセプトバー
ふじのくに静岡&山梨の加工食品にチョイタシしたお料理やお酒をワンコイン500円で楽しめるお店。
まだ市場には出ていない、ここでしか味わえない食材やお酒を多数取り揃えています。
【次回】8/28(金)カフェタイム14:00~17:00 バータイム17:00~22:00
【場所】OMACHIビル 2階レンタルバー「NINJYO 」 静岡市葵区七間町16-7 (←GoogleMapで確認)
【最新情報】公式サイト「宝と瑩」(Facebook) よりご確認下さい。
2009年05月28日
とりあえずSWOT分析
戦略策定実習Ⅱでは、情報量の少なさで苦労しました。
っていうか、ほぼヒアリングがすべてだったのかもしれません。

こんな場合は、チームの議論も停滞気味になりがちです。
そんな時は!
なんだかんだ言っても、上記の進め方が一番いいかなと思いつつあります。
正直なところ、SWOT分析をすることに抵抗感を持っていた時期があったのですが、
最近では、とりあえずSWOT分析やっとこぐらいに思い始めています。
SWOT分析を行なう際のポイントは、以下のとおり。
中小企業診断士養成課程が始まって、はや6か月近く、診断実習も4企業が終わりましたが、
ようやく自分の中で議論の進め方が見えてきたような気がします。
そういえば、この進め方って、一番初めの流通業実習Ⅰでやった進め方なんですよね。
っていうか、ほぼヒアリングがすべてだったのかもしれません。

とりあえずSWOT分析
受診企業の後継者の方も一緒になって、SWOT分析しています。
写真の中で、どの方が、後継者の方か当ててみてください。
(答えは、「続きを読む」から)
受診企業の後継者の方も一緒になって、SWOT分析しています。
写真の中で、どの方が、後継者の方か当ててみてください。
(答えは、「続きを読む」から)
こんな場合は、チームの議論も停滞気味になりがちです。
そんな時は!
- 各自ヒアリングした内容をペーパーにまとめる(頭の中を整理)
- ヒアリング内容をみんなで読み合わせする(メンバー間で情報共有)
- とりあえずSWOT分析をやってみる
なんだかんだ言っても、上記の進め方が一番いいかなと思いつつあります。
正直なところ、SWOT分析をすることに抵抗感を持っていた時期があったのですが、
最近では、とりあえずSWOT分析やっとこぐらいに思い始めています。
SWOT分析を行なう際のポイントは、以下のとおり。
- 必ず「ヒアリング内容のペーパー化」と「ヒアリング内容のメンバー間での共有」をやった上で、
SWOT分析に入ること。
←思いつきのSWOT分析をやったところで、事実に基づく戦略提案につながらない。 - SWOT分析の目的は、一義的にはメンバー間の情報共有のためと割り切ること。
←あまり戦略提案のことを意識しすぎると停滞が始まってしまう。 - 上記2に関連することではあるが、各自が好き勝手にポストイットを張っていくのではなく、
書いてある内容を声に出して読み上げながら、白板にポストイットを張り、
同じ内容の場合にはそれに追随してポストイットを張っていくこと。 - できれば、SWOT分析だけで終わらせず、クロスSWOT分析(9マトリクス分析)や重要成功要因(CSF)、基本戦略へつなげていくこと。
←機能別戦略を検討し始めると、SWOT分析した内容が、どっかにいってしまうことが多い。
中小企業診断士養成課程が始まって、はや6か月近く、診断実習も4企業が終わりましたが、
ようやく自分の中で議論の進め方が見えてきたような気がします。
そういえば、この進め方って、一番初めの流通業実習Ⅰでやった進め方なんですよね。
正解は、作業着姿のこの方。

実際のコンサルでは、中小企業診断士が一方的にSWOT分析をやってあげるというよりも、
SWOT分析のやり方を教えてあげたり、一緒にSWOT分析をやってあげたり
することになるんだろうから、
実習中に1回ぐらいは、改善提案や報告書を作成するのではなく、
受診企業様と一緒にSWOT分析をやってみるだけでもいいんじゃないかな
と思ったりもしています。

っていうのは冗談。
基本的にSWOT分析は、診断班のメンバーだけで行います。
基本的にSWOT分析は、診断班のメンバーだけで行います。
実際のコンサルでは、中小企業診断士が一方的にSWOT分析をやってあげるというよりも、
SWOT分析のやり方を教えてあげたり、一緒にSWOT分析をやってあげたり
することになるんだろうから、
実習中に1回ぐらいは、改善提案や報告書を作成するのではなく、
受診企業様と一緒にSWOT分析をやってみるだけでもいいんじゃないかな
と思ったりもしています。
Posted by 駿河の浪人 at 00:55│Comments(2)
│企業診断実習
この記事へのコメント
SWOT分析についての4つのポイントはどれも重要ですね。
戦略Ⅰの時に先生から教わったことによると、
ポストイットに書くというところが結構重要なようです。
口でしゃべるだけだと、途中で邪魔されてしまい、声の大きな人に
意見をかき消されてしまうことがある可能性があるものの、
書く行為は邪魔できないということのようです。
あと、実習先にSWOTやってもらうのも戦略Ⅰで体験しましたが
これも非常に有効だと思います。
企業側の運営は先生がやって、実習班も並行して作業を行い
その内容を比較するみたいな形で進めました。
実際にやってもらうには、ファシリテーション能力の高い人が
いないとまずいようですが、実習先の方々に自分たちの企業
について考えてもらうことで、以下の効果があったと思います。
1)業界にいないと分からないようなこと(問題など)が分かる
2)診断企業の人々が意識しているところが明確になる
3)こちらの意図しているペースに巻き込める
2)3)は関連していると思いますが、提案内容の方向性をあわせて
納得感の高いものとするには効果があると思いました。
通常の会社だと、SWOT分析やったことあるところはあまりないと
思うので、会社の人はとても新鮮な気づきがあっていいんではない
かとも思います。
いっぱいあるフレームワークの中でなんとなく分かりやすい
ものではあると思うので、やはり、SWOTは「情報共有」の
ツールとしては非常に有効ということなんでしょうか?
ちなみに、こうやって、実習で学んだことをみんなで振り返ると
いうことはものすごく価値があることだと思います。
「進め方のテクニック」とか「業界特有の着眼点」
みたいなものは、班や先生によって得られるものの差がものすごく
大きいと思うので、先生のあたりはずれで学べることの差が
出ないようにするためにも正規の時間の中でやった方がいいんじゃ
ないかな~と思います。
戦略Ⅰの時に先生から教わったことによると、
ポストイットに書くというところが結構重要なようです。
口でしゃべるだけだと、途中で邪魔されてしまい、声の大きな人に
意見をかき消されてしまうことがある可能性があるものの、
書く行為は邪魔できないということのようです。
あと、実習先にSWOTやってもらうのも戦略Ⅰで体験しましたが
これも非常に有効だと思います。
企業側の運営は先生がやって、実習班も並行して作業を行い
その内容を比較するみたいな形で進めました。
実際にやってもらうには、ファシリテーション能力の高い人が
いないとまずいようですが、実習先の方々に自分たちの企業
について考えてもらうことで、以下の効果があったと思います。
1)業界にいないと分からないようなこと(問題など)が分かる
2)診断企業の人々が意識しているところが明確になる
3)こちらの意図しているペースに巻き込める
2)3)は関連していると思いますが、提案内容の方向性をあわせて
納得感の高いものとするには効果があると思いました。
通常の会社だと、SWOT分析やったことあるところはあまりないと
思うので、会社の人はとても新鮮な気づきがあっていいんではない
かとも思います。
いっぱいあるフレームワークの中でなんとなく分かりやすい
ものではあると思うので、やはり、SWOTは「情報共有」の
ツールとしては非常に有効ということなんでしょうか?
ちなみに、こうやって、実習で学んだことをみんなで振り返ると
いうことはものすごく価値があることだと思います。
「進め方のテクニック」とか「業界特有の着眼点」
みたいなものは、班や先生によって得られるものの差がものすごく
大きいと思うので、先生のあたりはずれで学べることの差が
出ないようにするためにも正規の時間の中でやった方がいいんじゃ
ないかな~と思います。
Posted by キリキリ at 2009年05月28日 04:16
キリキリさま
>書く行為は邪魔できないということのようです。
おっしゃる通りだと思います。
また、ファシリテーターの立場からすると、一人ひとりが何を考えているのか
がわからないとなかなか前に進めない。
とりあえず、頭の中で考えていることを「見える化」させることは、
すごく重要だと思います。
>企業側の運営は先生がやって、実習班も並行して作業を行い
>その内容を比較するみたいな形で進めました
へー、そうなんですか。そんなことが経験できたなんて、良かったですね。
>書く行為は邪魔できないということのようです。
おっしゃる通りだと思います。
また、ファシリテーターの立場からすると、一人ひとりが何を考えているのか
がわからないとなかなか前に進めない。
とりあえず、頭の中で考えていることを「見える化」させることは、
すごく重要だと思います。
>企業側の運営は先生がやって、実習班も並行して作業を行い
>その内容を比較するみたいな形で進めました
へー、そうなんですか。そんなことが経験できたなんて、良かったですね。
Posted by 駿河の浪人
at 2009年05月28日 08:50
